きょうのの次の一手9 6/8 発見できて嬉しかった一手
前回の続きです。
うっかり桂の利きに▲1三飛成として△同桂と取られた局面。
ここでの次の一手は何でしょうか?
正解は、▲3五角!でした。
この手は終局後に観戦者からいい手だったと褒められて嬉しかったのを覚えています。
諦めかけたときにいい手を発見したときは将棋を指していて最も楽しい瞬間の一つといえます。
さて、実戦ではこれを△3五同歩と取ってきました。
ここから▲同銀△2五玉▲2六銀打△同銀成▲同歩
△1四玉▲1五歩△同玉▲1六歩△同玉▲2七銀△1五玉▲1六香まで詰みです。
▲3五角△同歩▲同銀△2五玉のところで、△1五玉とするのは、
▲2六銀打△1六玉▲1七銀△同玉
▲2八銀△1六玉▲1七香△2五玉▲2六香まで詰みです。
このように、▲3五角を△同歩と取るのは即詰みがありました。
そこで、△1五玉と逃げる手が考えられます。
これで即詰みはありません。ここで先手の次の一手は何でしょうか?
答えは次回までの封じ手です。