毎日次の一手

自戦から次の一手問題を出題します

きょうの次の一手3 2/6 速度計算を学ぶ

前回の続きです。

△2七銀成とされた局面の次の一手は?という問題。

ポイント通りに進めましょう。

0. 自玉に王手がかかっていないか→現状王手はかかっていない。

1. 相手の玉に詰みはあるのか→詰まなそう。

2. 相手の玉が詰まない場合、自玉に詰めろがかかっていないか確認→△3八成銀▲同玉△2七角▲4八玉△4九金までの詰めろがかかっている。ということは?

 

正解は、▲2八歩でした。

問題図は、後手玉には詰みがなく、△3八成銀▲同玉△2七角▲4八玉△4九金までの詰めろ(次に何もしなければ詰む状態)となっているため、受けの手を指す必要がありました。

▲2八歩として、2七の地点を受けておけば、先手玉の詰めろが消えます。

 

次の図は、解答図から、△3八銀▲同玉△3六香と進んだ局面。

ここで先手の次の一手は何でしょうか?

ここでも攻めるのか、受けるのか考える必要があります。

 

考えるポイントを再掲します。

0. 自玉に王手がかかっていないか(王手放置で反則負けしないように確認)

1. 相手の玉に詰みはあるのか(あれば詰ます)

2. 相手の玉が詰まない場合、自玉に詰めろがかかっていないか確認(詰めろなら受ける)

3. 自玉に詰めろがかかっていない場合、相手より速い攻めの手を指す。

 

解答は次回までの封じ手にします。