前回の続きです。
後手が△3五歩とした局面で次に何を指すかという問題。
正解は、▲4六銀でした。
次に3六桂と打たれては逆転してしまうので、角の利きを遮断しておきます。
問題図では、▲1八玉という受けもありますが、▲4六銀の方が、先手を取っており優ります。先手の攻め駒が少なく温存したい場合など、局面によっては▲1八玉の方が良いことがあるため、この受けも覚えておきましょう。
さて、▲4六銀と打った正解図から、十数手後に後手が△3二香と打った局面。
先手は何を指しますか?
答えは次回までの封じ手です。